事例・コンテナリース事業

事例・コンテナリース事業

カスタムからメンテナンスまで利用事業者を支える全国通運のコンテナリース事業

輸送モード移行の要「輸送コンテナ」

「労働力不足や、消費者ニーズの多様化にともなう供給の安定性強化」といった観点から、大手メーカーを中心にトラック以外の輸送モードを持つ動きが広まっている。そうしたなかで、最適かつ円滑な輸送モード移行の要となるのが、輸送コンテナの存在だ。生鮮食品から災害によって発生した廃棄物まで、鉄道コンテナが積載するものは多岐にわたる。モーダルシフトが進み顧客ニーズも年々多様化するなか、全国通運では私有コンテナ充実の必要性にいち早く着目。JR貨物に先駆けて大型の31フィートタイプのコンテナを導入し、顧客のベネフィットを追求したリース事業を展開している。

同社が私有するのは、各種12フィートコンテナ二種(通風コンテナ/無蓋コンテナ)と大型トラックと同等の積載容量を持つ31フィートコンテナ(ウイング式/冷凍機能つき)。その他、鉄道輸送から船舶による代替輸送が可能な40フィートラックコンテナも有している。なかでも将来的な輸送効率を目指すうえで特筆したいのが31フィートコンテナだ。同コンテナ最大の特徴と利点について、全国通運 鉄道部は「10tトラックからそのままモーダルシフトが可能であること」を挙げる。

31フィートコンテナ(諸元)
内法寸法 長さ 9,241mm
幅 2,350mm
高さ 2,238mm
内部容積 48.6m³
総重量 20,250㎏
自重 6,450㎏
荷重 13,800㎏

機能性に特化したコンテナを多数私有

「鉄道貨物輸送では、JR貨物のコンテナを我々通運事業者がお借りして荷物を輸送する、というのが基本的なプロセスとなるのですが、全国通運ではお客様のご要望により的確にお応えする下地づくりとして、機能性に特化したコンテナを多数私有しております。そのなかでもリース事業でお貸し出ししている31フィートタイプのコンテナについては、トラックから鉄道への輸送モード移行を予見し、JR貨物に先駆け平成17年に導入いたしました。10t大型トラックからそのままモーダルシフトが出来ることに加えて、利用事業者さまのご要望を聞きながら私どもが制作をさせていただくため、デザインや仕様といった点でより詳細なご希望を反映することが可能となります」

リースコンテナのメンテナンスまで一括して対応

12フィートタイプに比べ、往復分の積荷確保やコスト面でのバランスなど最適に運用するための環境づくりが必要となることもありシェアの拡大は途上段階だが、物品輸送の際に主要ターミナルを利用する大手メーカーがモーダルシフトに転換していることから、将来的には利用率も高まっていく見込みだ。現在、鉄道部が所管する31フィートコンテナのリース先は、首都圏および関西・近畿地方の物流企業4社。基本的には契約につき7年タームでのリースとなっている。

「もともと当社のリース事業は、メイン事業である鉄道貨物輸送をご利用くださるお客さまに対して、コンテナを私どものほうで作ってお貸しすることで、企業さまにかかる煩雑さを軽減したいという観点で始めた事業になります。ウイングタイプの場合は油圧で動かしますので、油系統の点検もしっかりしなくてはなりません。一般的にリースコンテナはリースを受けた側でメンテナンスを行いますが、当社では私どもがメンテナンスまで一括して行っています。企業さまにとっては、そうした投資やメリットとしては、初期投資とメンテナンスの煩雑さを省けるといったところが大きいのではないかと。まずはリースを活用していただき、運用が確立した段階でリースから私有に切り替えるなど、そういった梅雨払い的なところで当社のリースをご利用いただけますと幸いです」

デザイン面でのアレンジや仕様のカスタムも相談可能

また、先述したとおりデザイン面でのアレンジや仕様のカスタムについても相談が可能だ。積み込む荷物に最も適した扉の仕様や広告機能を狙って自社のロゴマーク等をコンテナにデザインするなど、要望に沿ってコンテナを仕立てるリースだからこそ叶う部分も多々あるという。

「過去には、系列の利用事業者さまからのご要望を受けて20フィートの無蓋コンテナを製造した実績があります。お客さまのほうでこういったコンテナを作りたいというイメージをお持ちであれば、そちらを検討・相談のうえリースさせていただくことも可能です。今後、モーダルシフトが加速しコンテナの利用が盛んになれば、今までにないようなご要望をお受けすることもあるかもしれません。コンテナのリース事業も含めて、さまざまな角度から鉄道貨物輸送をご利用になる事業者さまのお手伝いができればと思っています」

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土日・祝日を除く平日(9:00 - 12:00 / 13:00 - 17:30)のみ

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